畳は、日本独自の床材です。
イグサを編みこんだ敷物は古代にまで遡り、
平安時代に畳が完成し、
室町時代に書院造りの様式とともに
部屋全体の床材として用いられるようになりました。

畳の効用

時には湿気を吸い、乾燥時には蓄えた湿気を放出するため、部屋の調湿機能もあります。畳の部屋が夏は涼しく冬は暖かいのは、こういった理由によります。
畳の上で寝るのは健康的で、腰痛に良いと言われています。また、寝汗を吸ってくれるので、衛生的でもあります。

京間と江戸間

桃山時代に京間が考案されるまでは、畳の大きさに規格はありませんでした。1間6尺3寸の畳割りの大きさの京間は、現在でも京都を中心に西日本で広く用いられています。対する江戸間は、東日本でよく用いられます。1間6尺の柱割りの大きさで、京間より少し小さくなっています。

商品・作品例

中継

今では大変貴重になった広島備後産イグサを使った最高級品です。イグサの真中の美しく丈夫な部分を贅沢に使い、畳の中央でイグサを継いで織り上げます。加工にも高度な技術が必要とされます。

スーパープレミアム八代

熊本産畳表の最高級品です。農林水産大臣賞受賞の畳表です。選別されたイグサだけを使い、焼けてからも美しく飴色に焼け大変丈夫な畳です。

無一物

畳表全体の1%にも満たない、熊本産お茶室用茶室目(六四目)表です。擦れに強い品種のイグサを使い、大変丈夫で美しい畳です。

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