本山 浩史 / 畳

本山 浩史

伝統を紡ぐ

1965年8月16日京都市生まれ。旅行代理店に勤務後、畳の技術を学び、家業のもとやま畳店を継ぐ。

畳は、日本独自の床材です。イグサを編みこんだ敷物は古代にまで遡り、平安時代に畳が完成し、室町時代に書院造りの様式とともに部屋全体の床材として用いられるようになりました。畳は空気を浄化します。時には湿気を吸い、乾燥時には蓄えた湿気を放出するため、部屋の調湿機能もあります。ゴザが悪くなったら新しいゴザに張替えることができ、床(土台)は何回も使うことができます。良いものだと100年以上持ち、大徳寺には400年前の畳も現存しています。

このように、畳は日本の優れた床材です。古来より脈々と受け継がれてきた畳文化を、京都の地より、確かな確かな技術と知識で、日本のみならず海外のお客様にも知っていただけることを願っております。

主な作品

日本国内各所のほか、在米、在英、在ミャンマー日本大使館、NYロックフェラー邸、ロックフェラーセンター、昭和女子大学ボストン校、ボストン子供博物館ほか